○G-ファイル 〜その32〜 ふられおやG

昼間の新宿での話。
地下鉄から地上に上がろうとりあえず長いエレベーターに乗ったりして。

せかせかと歩くのが何か嫌だったのでとりあえず左側に寄ったりして、 下りのエスカレーターの人の流れなんか眺めてたりなんかしたわけ。 ふとそうすると下りエスカレーターの上の方から少々大きめの声。

「僕の事を大嫌いだなんて!」

「ひどい、ひどすぎる!」

何か痛い声が聞こえてきました。ええ、独り言系の方でございますよ。 どんな人だろう?と見ていたら山にでも行くですか?という感じのリュックを しょってるんだけど、格好が普段着。と言った感じの「おやG」手には 「お〜●お茶」を思っております。しかも泣いてるし・・・。

おやG独り言なんだけど、声がデカイのだ!周りの人達&すれ違うエスカレータの 人達の好奇の視線に気づかずに一人何やらつぶやいて下っていかれたです。

それにしても、最近独り言系のおやGがホント多いっす。流行りっすか?    


○G-ファイル 〜その33〜 バーコードおやG

 スキー場で遭遇したおやGの話。

 そもそも、この時のスキーは日帰りスキーだった為、早朝にスキー場に到着。時間があるのでみんなして仮眠を取ったりしてる中、俺を含む数人は休憩室でビールかっくらって将棋してたりしたわけ。

しかもその将棋駒が足りなくて、飛車、角が無い状態。片方に無いならばそれはそれでいいのかもしれないが、両方に無いもんだからなかなか勝負が決まらない。しかもビールを1,5リットル位各人飲んでる為、訳分かんない状態。まぁスキー場でそこまですんなよ・・・。という突っ込みが来そうだけど、やっちまったもんはしょうがないわけで、将棋して、明け方にその場に崩れ落ちるように眠りについたりしてみたっす。

 で、俺が起きてみると、さっきまで将棋で死闘を繰り広げていたはずの友人3名の姿がそこにはない!携帯かけてもつながらない!はてはて?と思ってある一つの結論に到達。

「置いて行かれました」ええ、スキー場に隣接しているホテルの無料休憩室に新年早々置いて行かれてしまったのです。そもそもスキーにさほど興味が無かったので、スキー場でアナウンスしてもらってまで友人を捕まえて車のトランクを開けてもらってウェアー等を出す気にもならず、なんか最近疲れてるし、今日はあんまり金が無いし、ってな事でそこで1日過ごすことを早々に決意。横ではちょうどテレビで箱根駅伝とかやってたので、それを見たりしておりました。

 昼過ぎ辺り。そこそこ休憩室が込み合ってくるそんな時間。その時!1人のおやGが視界に入った。

 ロンゲのおやG

 そう。ロンゲなのである。パッと見は・・・。しかし、よく見てみるとロンゲなのは右半分。といういうか、全体を見ると

 

「落ち武者」

 落ち武者がスキーをやるわけもなく、よくよく考えたら、バーコードおやG!!  普段はそのロンゲの部分を反対側まで強引に流して増毛感をかもし出しているであると思われるわけ。  街でよく見る強引に髪を流しているおやGがたまたまこの休憩室ではその手入れをしていないのでありました。

 しかしだ、見れば見るほど戦国時代の落ち武者がスキーウェア着てるとしか思えなかったりするっす。  なんかね。妙に不自然な感じがする光景なの。歩くたびにその

「バーコードアタッチメント」は、なびくんだけど、右半分だけ。これって文章でみてもパッとしないけど、実際に遭遇すると凄い絵なんですわ。  新年早々凄いものを見せてもらったって感じ。

 

覆面レスラーの素顔をいきなり見せてもらったようなお得感

を得たものの、目の前にいるのは時代をタイムスリップしてきたんじゃねぇ〜か?という落ち武者おやGなわけで心中複雑だったりして。

 で、結局スキーは滑らずに帰って来たわけっす。  スキー場に新年早々人間観察に行ったって感じっす。


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