○MD-ファイル〜その27〜 「ぬぎぬぎっ!」
 

いつもの様に地下鉄に乗っている時の話。

比較的空いている時間なので余裕で座ることが出来たりしてちょっとラッキーなわけですが、そんな中。今回の主人公のおやGが乗ってきたのでありました・・・。

見るからにサラリーマン以外の何者でもないこのおやG。電車の一番端の席(3,4人掛けの椅子)の更にはじっこ。少し物を置くスペースが有る所に着席。

そこってある種電車の中でベストポジションな席。おやGちょっとご機嫌か?

ちなみにそのベストポジションの対面には俺が座っております。つまり俺もベストポジション♪

まぁ普段ならこのまま目的地まで地下鉄でGO!なわけなのですが、ここからあの惨劇が起こるわけなのです。

着席したおやG。「ふぅ〜」と一言ため息調のセリフを吐くと、おもむろに靴を脱ぎだしたりしまして。サラリーマンの革靴。一日脱ぐことは無かったであろう革靴。季節は夏。そして地下鉄。

想像するだけでもかなりの臭いが漂ってきそうなそんなシュチュエーション。見えたよ、臭いが視覚的に見えたよ!っていうくらい。

脱いだ靴の上に足を置くおやG。恍惚の笑み。戸惑う隣に座る他のおやG。そして俺。

地下鉄はあまり窓を開けません。音がうるさいですから。そして季節は夏。車内は冷房に加え扇風機まで回っているおまけ付き♪サービス、サービス!

しかし、この扇風機の本来心地よいはずの風がおやGの一日働いてがんばったその足から放たれる神秘的な香りを車内に運ぶわけで・・・。

鼻孔が過敏に反応!

やばっ・・・マジ気持ち悪くなってきた!

まさにそんな状態。

しかし!これで惨劇は終わらなかった。そう、これは始まりでしかなかったわけです。

チャッチャカチャッチャチャッチャッチャ〜♪チャッチャカチャッチャチャッチャッチャ〜♪チャラ〜ン♪ちょっとだけよぉ〜ん♪

そんな音楽が多分車内に流れたんじゃないでしょうか。

おやGおもむろに靴下を脱ぎだしりしまして。このベストポジションの席の特典とも言えるちょっと物が置けそうなスペースにその靴下をっ!

新手の芳香剤のデモンストレーション? という位に臭う臭う!

そして車内の扇風機は回る・・・。

そりゃね、1日働いてその後に靴下を脱ぐ。まさに最高だよ、最高!

でもね、ここは電車の中なわけですよ!ある種の密室です。

そしておやG更にっ!

さりげなく足を振っている!

車内の涼しい空気でその足を涼ませる為に足を振っている!

頼む、頼むからこれ以上車内の空気をかき混ぜんな!

たぶん周りの人はそう思ったことでしょう。少なくとも俺はそう思いました。

その後3駅。このおやGは足を涼ませ降りていきました。

一瞬靴下を忘れそうになりつつ・・・。頼むからそれだけはちゃんと持って帰ってくれな。それ置いて行かれたら車内は大変な事になるからさ。

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