○MD-ファイル~その5~ 「寄り添いおやG」
 疲れて仕事から帰るときって、電車の中で寝るでしょ?そんな時のお話。
 込んでる時間帯だったけど、運良くすぐにいすの端に座れたりしちゃったからとりあえず速攻で寝てみた。もうとにかく寝たね。 でうせ終点まで乗ってるからいいしね。とか思って寝に入って少したった頃。ふと目が覚めた。

 目的地まで後半分無い位のところで目が覚めたんだけど、周りを見回すととりあえずもう空いてて、結構席が空いてたわけ。自分の隣も誰もいなかった しね。で、もう一回寝たの。
 で、目的地のち1つ前の駅で目がさめて寝ぼけ眼に横を見たら・・・!
見知らぬおやGがぴったりくっついて座ってた!
 思わず「な、なんだ?」とか思ったね。だってさ、電車の中超ガラガラなのに、そのおやGは僕の横にぴったり座ってるわけ。気持ち悪いよ。マジで。 少し前に起きたときはそのおやGなんかいなかったわけだしね。それがもう一度目が覚めたら真横にいるんだから、驚かない方がおかしいってものです。

 とりあえず目が合ったので思いっきり不快感を顔で表現してみたけど、全然意味が無かったみたい。
おやGはすました顔してるけど、何なんですか?このおやG?モ~ホ~ですか?それともぴったりくっついて座るマニアですかね? とにかく気持ち悪いったらありゃしない。
 そんな人生に疲れた目をして真横に座られると、こっちまで疲れてくるのでやめてくれぇ~!

○MD-ファイル~その6~ 「ホジホジBoy!」
 休日のお出かけはやっぱり電車がいいやね。だって時間がはっきりしてるじゃない? そんな休日に乗った電車の中での話。
 あいにく座れないので吊革につかまってぼんやり外なんか眺めたりしちゃってた時に、横に学ランを来たたぶん中学生が来たわけ。ま、彼も 座れないから吊革につかまって外眺めてるって感じ。
 外見るのも飽きたからとりあえず広告なんか見てね。週刊誌の。相変わらず眉唾物のネタがたくさんならんでるなぁ~とか思っていたそんなとき!

横のいた中学生が突然鼻をホジホジしだしたの。
ま、よくある光景?だよね。しかし・・・いつまでたってもホジホジしてるわけ。時間にしたら2分くらいかね?計ってないからわからないけどね。 で、やっと終わったかと思ったら今度は逆の鼻をホジホジ・・・。

 しかも、ほじり方が普通じゃない。超高速ホジホジとでも言うのかな?凄い勢いなの。何が彼をそうさせたのか! そんなこと考えてしまう程の高速で、ホジホジ。そんな勢いでほじったら鼻血出るぞ!ってな感じがするんだけど、それでも彼は平然と鼻の穴に指を突っ込んでホジホジ。
 かなり手慣れてますプロだね。あれは。あの動きはプロだよ。とにかく交互にホジホジ、ホジホジ・・・。

 笑いをこらえながらとりあえず自分の降りる駅まで観察してしまう。気になって仕方がない。そんな感じなほじりっぷり でした。
 そんなにほじってると・・・鼻の穴が大きくなるで・・・。

○MD-ファイル~その7~ 「カフェオレな青年」
 晴れ晴れとした気分のいい日というのはかなりの確率で謎な人に遭遇するよね。
 その日も天気が良くて気分良く電車に乗り込んだんだけど・・・。
 いきなり目の前に現れたのは1リットル入りの紙パックを 手に持って飲んでいる青年。かなりインパクトあるっすよ。いきなり電車に乗ったら、そこには「紙パックを 手にして飲んでいる青年」しかも手荷物はそれだけ

 飲みっぷりが凄いね。「ゴキュ、ゴキュ」っていう表現がかなり合ってるんじゃないかな?ひたすら飲んでる。
 たぶん彼的には「周りの目なんか気にしてられっか!飲みてぇ~んだよ俺は!」 っていう感じなんでしょうけど、異様ですわ。
 飲み終わった後に何とも言えない不気味な笑みを浮かべる辺り もかなり怖いっす。ま、それで彼が幸せならばそれはそれでいいんでしょうけどね・・・。

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