○N-ファイル~その3~ 「にょきっ!」 |
---|
ワイワイとみんなで飲んでいる時のお話・・・。
知らない人とかが入ってたりすると、自己紹介したりるすじゃないですか。 「はじめまして、○○です。えーと▽▽さんの学生時代からの友達です。」 みたいなやつですね。 そんな自己紹介をしていたんです。確か俺の友達と、俺の同級生の友達でワイワイ飲もう!ということで集まったので、お互い知らない顔ばかり。 まぁそういうわけで自己紹介をしておりました。 初対面の人達同士だと、どうもみんな緊張してしまうわけですね。なかなか笑顔なんて出てきませんです。 さて、そんな自己紹介もラスト1人という状態になったのでございました。 ラストは女の子。静かそうな感じの子だったわけです。 仮にM子ちゃんということにしておきましょう・・・。 さて、M子ちゃん。自己紹介が始まり、誰の友達で、住んでるとこはどこでぇ~みたいなことを言って最後「よろしく!」と言った時、にこっと微笑みました。 その瞬間!当然自己紹介で最後の1人なので、みんなM子ちゃんに注目しているわけです、彼女の一言一言に集中している状態。そんな状態での最後の微笑み。その瞬間飲み会参加者に衝撃が! 微笑んだ瞬間、彼女の鼻から鼻毛がっ! そう、そんな音が付くのかもしれない。 今まで姿を見せていなかった鼻毛。 その鼻毛がM子ちゃんが微笑んだ瞬間に二つの鼻の穴からそれぞれ1本づつ、顔を出したではないですかっ! これはネタなのか? 突っ込んでいいのか? それとも今って笑うところか? ふとそんなことが頭の中をよぎります。 気づいたのは俺だけなのかな?と思って周りをみてみると・・・。 参加者の大半が気づいている様子。 しかし、誰も何もいえない。 むしろ「言ってはいけない」 そんな雰囲気。 さらにこのM子ちゃん静かなイメージがあるものの、実際酒が入ると良く笑う。凄く笑う・・・。 笑うたびに「にょきっ!」「にょきっ!」と2本の毛が見え隠れするので、参加者一同なんか気まづい・・・。しかし、M子ちゃんに場の空気を読まれるわけにもいかず、とりあえず明るい話題、笑える話題で盛り上がる。 そうするとまた出てくる2本の毛・・・。 まさに悪循環! こんな状態じゃ酒を飲んでも全然酔えません。 この異様な雰囲気の飲み会、笑うに笑えず、突っ込むに突っ込めない。本人は気づくそぶりも無い。 結局M子ちゃんがトイレに行った際にさりげなく鼻毛の話。 全員気づいておりました・・・。 そしてとりあえず今回は誰も突っ込んじゃだめということで。 もし今後もそれが続くようだったらさりげなく女性陣の誰かが突っ込むということで意見が一致。 結局その飲み会はその後お開き。そのメンバーで飲むことはその後なかったので、M子ちゃんが今どうなっているのかは不明。 しかし、俺の脳裏にはあの2本の鼻毛が焼きついて離れないまま今日にいたっております・・・。 みなさんも、鏡の前でたまに笑ってみましょう。 もしかしたらあなたも笑うと・・・。 |